アジのフカセ釣り

フカセ釣りと言うとグレ釣りやチヌ釣り、さらには船からの真鯛釣りなどの釣りがありますが、防波堤からのアジもフカセ釣りで釣ろうと思えば釣れます。

アジ釣りは、釣果だけを目指すならサビキ釣りが圧倒的に有利ですが、「釣趣」なんて考えると、フカセ釣りのアジ釣りも立派に成立しています。

のんびりやれる防波堤の釣りならではのアジのフカセ釣り!
これを解説してみましょう♪

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アジのフカセ釣り、成立の背景は?

フカセ仕掛けで釣ったアジ最初に言っておきますが、アジだけ釣ろうと思ったら、フカセ釣りはかなり効率が悪いです。

基本的にアジはサバやイワシなどに比べて、レンジ(捕食層)は下のレンジになります。軽い仕掛けを多用するフカセ釣りでは、ボトムレンジのアジを狙うのは手返しが悪いばかりか、レンジに到達するまでにサバやイワシなどのエサ取りにサシエと掠め取られるような状況も多発するわけですね。平たく言えば、フカセ釣りでアジは、釣り難いわけです。

この釣りが成立する背景としては・・・

チヌのフカセ釣りに行って、チヌの卦が無くて、アジが大量発生しているような場合、あるいは、波止グレをフカセ釣りで狙いに行って、同じくアジだらけのような場合に限定されていると言っていいでしょう。

まあ、仕方無しにアジを釣る感じですが、食味としてはチヌやグレなどよりもはるかに優れた物がアジにはあります。痛し痒しですな・・・(^_^;)

私の実績から本項は書かせていただきます。参考になればと思います。

海信のアジ釣り釣行記

岸和田一文字・赤灯春夏秋冬を問わず、現在は防波堤のチヌのフカセ釣り一辺倒で釣りをしていますが・・・(磯釣りにいかない場合は・・・です)

昨今は温暖化のせいも手伝って、大阪湾でもエサ取りが猛烈になってきています。

2007年6月7日もチヌを狙って、朝の一番から大阪は岸和田市の岸和田一文字に釣行しましたが、トップレンジに子サバが湧いて釣りにならない状況でした。

手前の旧の一文字に場所換えして、釣りをリスタートしましたが、ここでもチヌがオキアミに反応する感じは無く、時折子サバが掛かってくる程度でした。

11時前から、外向きのポイントを内向きに変更、するとこの内向きのボトムの潮にアジが付いているのを発見しました。粘ってチヌが釣れるかどうかは長年の経験からおおよその事は分かります。直ぐに、アジに狙いを切り替えた方が賢明であると思いました。

と言ってもサビキ仕掛けなど持参していなかったので、チヌのフカセ釣り対応の仕掛けで釣りをするしかありません。さあ、どうしたもんか・・・?

アジが釣れる潮になってくると、当然ですが、子サバも勢力を増し元気になってきました。普通に仕掛けを入れるとサバが掛かってしまうような状況です。しかし、ボトムの潮にはアジが付いている・・・、さあ、どうする?

この日の釣りでは、朝一番の沖の一文字ではサバは百発百中で掛かっていたのですが、昼前から場所を変わった事、それにマヅメほどサバが元気でなかった事などの条件から、昼からの釣りではアタリはあっても、子サバが針に掛かってくる確率は50%程度になってました。要するに子サバの活性が少し下がっている・・・、こう見ました。

それでも、トップからシャローのレンジは子サバはうるさいです。針には掛からなくても、オキアミの頭だけかじって仕掛けを引っ張るような感じがありました。そこで、小技を使って、アジのレンジにサシエを送り込む方法を考えました。

技ありのアジのフカセ釣り

姉妹サイト・爆釣!チヌのフカセ釣りより引用サシエの付け方を左図のように背掛けで頭の前で針を抜き、子サバに頭だけかじらせて、仕掛けの誘導部分を抜かせるようにしてみました。ウキ止めの糸まで仕掛けが抜けた状態で、鞭をパシッとやるように仕掛けにショックを与えて子サバをサシエから分離します。こうする事で、ボトムレンジに半分だけ残ったサシエを届けてみました。

背掛けにするのは、サシエサが針から外れにくくする工夫です。頭の部分に針先をしのばせると、子サバが針にのってしまうので、こういう付け方にしてみたんですね。

確率的には10投のうち3、4投で上手く行きました、半分でもサシエが残っている状態でボトムに仕掛けがサスペンドすると、アジが狙い通り掛かってきます。

この日はこの釣りで何とか22cmから24cmまでを31匹物にする事が出来ました。

子サバに半分エサを取らせて、残りでアジと勝負するって言うのは、初心者の方には無理だと思います。熟練したベテランアングラーでも、ポイントやポイントの潮にある程度精通して無いと、これも難しいかもしれないです。

まあ、参考程度にこういう釣りもある、と覚えて置いてください。

フカセ釣りでアジを釣るコツとしては・・・

  • アタリがあっても、竿に来るまで待つ感じが勝ります。
  • 口が弱いので、合わせは必要ないです。
  • オキアミをマキエサに使用すると、高水温時にはトップまでアジが浮きます。この場合は二段ウキで釣ると面白いです。
  • 逆に水温が上がり切っていないような状況では今回の釣りのように、ボトムを狙う釣りになります。
  • 仕掛けは3Bから1号程度のガンダマ(もしくはオモリ)を使用して、寝かせる感じよりも立たせる感じが勝ります。(トップで釣る場合のみ別です)
  • エサ取りを釣る感じで釣りますから、マキエサは切らさずに大量に撒く方が勝ると思います。

フカセ釣りに行って、アジが湧いてどうしようもない、場所換えもままならない・・・
なんていう時には、いっそのことアジをフカセ釣りで釣ってしまいましょう!

どうぞ、本項を参考に良い釣りをなさって下さいね♪

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